クロスカントリーコース調査
クロスカントリーコースの整備を検討している伊那市は3日、ふるさと大使の伊藤国光さんとともに、ますみケ丘平地林などを現地調査した。
伊藤さんは伊那市出身で現在、実業団のカネボウ陸上部で総監督を務めている。
伊那市では春の高校伊那駅伝を開催していることから、駅伝の街をPRしようと、クロスカントリーコースの整備を検討している。
クロスカントリーは整地されていない野山を走る陸上競技の一種で、各地で大会が開かれているほか、長距離ランナーがトレーニングとして行う。
伊藤さんは、「コースには芝を張り、その横には雨の日でもトレーニングができるように舗装すればよいのではないか」と専門的な立場からアドバイスしていた。
伊那市では、ますみケ丘平地林のほか、富士塚グランド、また高所トレーニングに適している鹿嶺高原なども候補地としていて、調査を進めることにしている。