上農で農業クラブ意見研究発表会
上伊那農業高校で4日、日頃の学習で感じたことや研究について発表する農業クラブ意見研究発表会があった。
この発表会は、農業高校で学んだ知識や技術を競う大会で、この日行われた校内発表会は、県大会出場者を決める審査会となっている。
意見発表に12人、研究発表に4つの班が出場し、生徒たちは5人の審査員と全校生徒の前で発表した。
意見発表で2年生の大沼佐奈代さんは、自分の家で栽培している小麦に付加価値をつけるため、限定スイーツを作ることが目標と話し、「自分の将来のため、我が家の経営のためにも頑張りたい」と話した。
また、3年生の田中直樹君は、牛乳ビンの中でリンドウを栽培する研究をしていて、「より良いデータを集めて商品化を目指したい」と発表していた。
県大会には各分野から1人、または1班が出場することになっていて、この日の発表会を基に出場者が決まる。