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高遠消防署水難救助訓練

高遠消防署水難救助訓練

 夏の行楽シーズンを前に、伊那市の高遠消防署は4日、水難事故の発生に備えて訓練をした。 
 高遠ダムで釣り人がボートから転落したとの想定で訓練し、119番通報が伊那消防署に入り、高遠消防署の当直職員が現場に駆けつけた。
 これまでの訓練には、さまざまな想定が与えられていたが、今回はより実践的な訓練にしようと、隊員が現場で救助方法を判断し行動していた。
 高遠消防署管内には3つのダム湖があり、夏の行楽シーズン中、いつ水難事故が発生するかわからないとして、毎年訓練をしている。
 隊員らは、ボートを湖に浮かべ、釣り人に見立てた人形を救助していた。
 また、非番の隊員も応援に駆けつけ搬送した。
 高遠消防署の蟹澤昭二署長は、「少ない人数で実践的な訓練が出来たと思う。災害発生時に迅速に対応できるように生かしていきたい」と話していた。
 なおこの日は、19人の消防隊員全員が、ボートなどを使った水難救助の研修を受けたという。

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