伊那市西箕輪地区が功労者表彰報告
地域の景観を守る活動が認められ、伊那市西箕輪のふるさと景観住民協定者会が、国土交通大臣表彰を受けた。
同会の小池知志会長らが5日、伊那市役所を訪れ、小坂樫男市長に受賞報告をした。
西箕輪地区では、地域の景観を守ろうと西箕輪ふるさと景観住民協定を結んでいる。また昨年9月、県内で初めて景観育成特定地区の指定を受け、建築物に基準を設けるなど景観の保全に努めている。
その活動が認められ1日、東京都で開かれた「日本の景観とまちづくりを考える全国大会」で、まちづくり功労者国土交通大臣表彰を受けた。受賞は、伊那市内の団体では初めて。
小池会長は、「地道に良い方法を考えて取り組んできたことが評価された。これからも住みよい地域づくりをしたい」と話していた。
協定者会では現在、伊那インター工業団地の誘導看板の統一化を進めているほか、活動内容をまとめた冊子作りなどに取り組んでいて、今後も景観保全のために活動していきたい竏窒ニしている。