伊那市でグリーンカーテン大作戦
環境保全について考える「環境の日」の5日、伊那市は、植物のつると葉で日差しをさえぎるグリーンカーテンを作るため、アサガオの苗を植えた。
職員約30人が、アサガオの苗約300本をプランターに植えた。
グリーンカーテンは、アサガオなどつるのある植物をネットにはわせ、窓の外を覆う。夏の強い日差しを和らげ、部屋の温度が上がるのを抑える効果があるため、エアコンの使用時間を少なくすることができる。
伊那市では、温暖化防止への取り組みとして昨年からグリーンカーテンを作っている。
昨年は植えた本数が少なく、期待したほどの効果が出なかったため、今年は苗の数を増やし、計画的に肥料や水やりをするという。
プランターは庁舎の南側の窓の前に設置した。幅は約48メートルで、順調に成長すれば高さは4メートルほどになるという。