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2511/(月)

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「ふき文庫」のためフキ回収

「ふき文庫」のためフキ回収

 伊那市の新山小学校で7日、子どもたちの本を買うためのフキ集めが行われ、体育館にPTAらが次々にフキを運んだ。
 この活動は、フキの販売収益で児童用の本を購入し、子どもたちが読書に親しむ環境づくりをしようと36年前から行っている。
 昨年は6万2千円ほどの収益があり、児童書18冊と紙芝居の舞台を購入した。
 フキは、川や畑の土手に生えているものを地域の人が収穫した。
 フキの香りでいっぱいになった体育館では、業者に出荷するため、保護者たちが長さをそろえて箱詰めしていた。
 現在図書館にある本は、約2割がこの収益で購入しているということで、PTA会長の六波羅孝さんは、「地域の協力で行っている活動。子どもたちには、本を読む習慣をつけて大事にしてもらいたい」と話していた。
 この日の作業では、520キロのフキが集まった。

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