高遠小児童が福祉体験
伊那市の高遠小学校の児童は9日、障害者や高齢者の擬似体験をした。
高遠小学校では疑似体験を通じ高齢者や障害者の不自由さを実感することで、社会福祉への理解と関心を高めようと体験会を開いている。
3年生から6年生までの児童が、アイマスクをして視覚障害者の体験をしたり、学校の周辺で車椅子に乗るなどした。
高齢者体験では、専用の器具を着用して、日常の動作を行い、筋力の衰えや視力の低下した状態を実際に体験した。
子ども達は、実際に歩いてみたり、紙に書いてある文字を読んだりしていた。
高遠小では、「思いやりの心をもって接することを体験を通して感じてほしい」と話していた。