旧井澤家で古田人形芝居上演
伊那市西町の旧井澤家住宅で14日、箕輪町上古田に伝わる古田人形芝居が上演された。
伊那部宿を考える会が、昔ながらの造りの住宅で芝居を楽しんでもらおうと企画した。年に1回行い、今回が4回目。
古田人形芝居保存会のメンバーが、四国・阿波藩でのお家騒動を描いた「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」を披露した。
旧井澤家住宅は江戸時代中期に建てられ、酒屋を営んでいた。
舞台は、馬が飼われていた馬屋の部分を利用していて、訪れた人たちは趣きのある雰囲気のなか芝居を楽しんでいた。