中尾歌舞伎ふるさとおこし協議会
オリジナル焼酎づくりへサツマイモ植え
伊那市長谷の中尾歌舞伎を核に地域起こしをしようと、中尾歌舞伎のオリジナル焼酎をつくる活動が始まった。
長谷中尾の畑で14日、「中尾歌舞伎ふるさとおこし協議会」のメンバーが焼酎用のサツマイモ「黄金千金」の苗を植えた。
中尾歌舞伎保存会、伊那市、JA上伊那などでつくる「中尾歌舞伎ふるさとおこし協議会」は、長谷の中尾歌舞伎を核とした地域振興を目的としていて、昨年、農林水産省のモデル事業の採択を受け発足した。
農山漁村の活性化と自立を目的とした事業で、平成24年度まで年間200万円の補助を受けている。
2年目の今年は、地域に密着した特産品づくりをしようと、オリジナルブランドとして「中尾歌舞伎の芋焼酎」の製造を計画した。
協議会の西村篝会長は、「焼酎づくりが地域に根付く活動となり、少しでも地域おこしの力にしたい」と話していた。
サツマイモは10月に収穫し、完成した焼酎は来年春に中尾歌舞伎の公演で販売するほか、長谷の酒販店などでも販売する予定という。