西駒山荘トイレ説明会
中央アルプス西駒ヶ岳の登山を計画している中学生を対象とした山荘でのトイレの使い方説明会が16日、伊那市の伊那中学校で開かれた。
説明会は、西駒山荘を経営している伊那市が、生徒たちに山の環境保護の取り組みについて知ってもらおうと登山前に開いている。
西駒山荘の管理人宮下拓也さんが山荘のトイレの現状について説明した。
西駒山荘では環境への負担を減らすために袋式トイレを使っている。
袋の中には吸水性に優れた紙が入っていて、使用後は袋のままためておくことができる。
秋にヘリコプターで荷下げして焼却処分することから山の環境に負担がかからず、伊那市では平成13年から使っている。
この説明会は今月29日まで上伊那の4中学校で開く。