子ども達がアマゴを放流
伊那市東春近の子どもたちは28日、土蔵公民館近くを流れる大沢川でアマゴの稚魚を放流した。
地区の子どもやその保護者ら約40人が参加して、アマゴの稚魚400匹を放流した。
アマゴの放流は、伊那市が川に親しみながら環境について考えてもらおうと開いている川シンポジウムの一環で行ったもので、市内3カ所で放流があった。
子どもたちは、大きなトレーに入ったアマゴをバケツに入れ、大沢川に放流していた。
天竜川漁業組合によると、養殖のアマゴは放流されたばかりの時は川をのぼる力がなく流されてしまうということだが、子どもたちが夏休みを迎える8月ころには力をつけてのぼってくるという。
参加したある男の子は、「夏休みになったら大きなアマゴを捕まえに来たい」と話していた。