薬物撲滅の街頭啓発
伊那市内の大型店で28日、薬物の撲滅を呼びかける街頭啓発活動が行われた。
26日の「薬物根絶宣言の日」に合わせて全国各地で行われたもので、県の職員やガールスカウト、ボーイスカウトの子どもらが参加した。
参加者らは薬物乱用防止の募金協力を呼びかけたり、啓発ティッシュを配った。
長野県警によると、県内の昨年の覚せい剤所持の検挙件数は82件で、ここ5年間で50件近く減少している。
伊那署管内では昨年は検挙がなかったが、今年に入って1件あったという。
県では、「学校や地域と協力して今後も啓発活動を続けていきたい」としている。