5月求人倍率0.27倍
過去最低記録更新
5月の上伊那の月間有効求人倍率は0.27倍で、2月から4カ月連続で過去最低を更新した。
伊那公共職業安定所によると、5月の求人倍率は4月の0.31倍を0.04ポイント下回る0.27倍となった。
県平均は0.39倍、全国は0.44倍で、上伊那は上田の0.24倍に次いで、県内で2番目に低い数字となっている。
月間有効求職者数は前の月より131人少ない5671人、月間有効求人数は前の月より267人少ない1555人。
新規求職者数は954人で、昨年11月以来6カ月ぶりに千人台を下回ったが、今年になってからパートでの求人の比率が高くなっているため、正規の職探しは難しい状況が続いているという。
伊那職安では、依然として製造業の求人数が少ないことが主な要因とみていて、「先が読めず、大変厳しい状況だ」としている。