食について学ぶ学習会
特定健診を受診した人を対象にした食事と健康について考える講演会が1日、南箕輪村民センターで開かれた。
講演会に合わせて特定健診の結果が配られ、受診した人など約120人が参加した。
松本大学人間健康学部管理栄養士の水野尚子さんが講師を務め、「健診結果から食について学ぼう」と題して話した。
水野さんは、日本人の塩分摂取量が世界でも際立って高いことを挙げ、「日本人は漬けものや梅干しなど、塩分の高いものが好きな人が多い。普段食べる大きさを3等分して3回味わうなど工夫することも大切」と話していた。
また、食べすぎや運動不足による生活習慣病、メタボリックシンドロームについて、「内臓脂肪の蓄積は血管の炎症や血栓を発生しやすくさせる。適度な食事と運動を心がけましょう」と呼びかけていた。
訪れた人たちは自分の健診結果と照らし合わせながら、水野さんの話を聞いていた。