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都会の家族が稲刈り楽しむ

勝間の「ふれあい農園」

都会の家族が稲刈り楽しむ

 高遠町勝間の高遠さくら米の里「ふれあい農園」で1日、稲刈り体験会があった。5月下旬に田植えをした都会の家族らが立派な穂をつけた稲を刈り、収穫を喜んだ。
 米の消費拡大や高遠さくら米のPRも兼ね、都会の人たちに農業に親しんでもらおうと6年目。東京、神奈川、埼玉などの都県から、昨年より24組多い52組の申し込みがあり、この日は23組71人が参加した。
 勝間協業組合が管理する水田約13アールで、地元の農家らの指導によって、鎌(かま)で手刈りをし、はざ掛けを体験。普段できない経験とあって、稲の感触を楽しみながら丁寧に作業を進め、汗を流した。
 埼玉県から8歳の娘と参加した女性(32)は「難しいかと思ったが、想像していたより簡単にでき、楽しませてもらった。娘がご飯を食べるときにでも今回のことを思い出してくれればなって思います」と話していた。
 ふれあい農園はオーナー制で、一家族一区画あたり60キロが届けられる。

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