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トンボの楽園でハッチョウトンボ観察会

トンボの楽園でハッチョウトンボ観察会

 ハッチョウトンボの生息地である伊那市新山で5日、観察会が開かれ、多くの人でにぎわった。 
 日本最少トンボといわれるハッチョウトンボは体長約2センチ。オスが赤、メスが黄色と黒のしま模様をしている。
 観察会は新山地区の住民有志でつくる「新山山野草等保護育成会」が開いた。
 トンボの楽園は広さが約1ヘクタールで、遊歩道が整備されている。
 36種類のトンボが確認されており、訪れた人たちは珍しいトンボを見つけると、その様子を写真に収めるなどしていた。
 ハッチョウトンボは草がある湿地帯を好むということで、育成会では草が伸びすぎないようにしたり、乾いた所には水を入れるなど年間を通して管理している。
 トンボの楽園は無料開放されている。ハッチョウトンボの発生のピークは今月いっぱい。

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