自転車盗難防止呼び掛け
伊那警察署は6日、自転車の盗難注意を促す啓発活動を、伊那市の伊那弥生ヶ丘高校で実施した。
伊那署の警察官と弥生ヶ丘高校の警備委員会の生徒が、登校してくる生徒に防犯啓発用のティッシュを配り、注意を呼びかけた。
これは、自転車の盗難が増えていることを受け、伊那警察署が今年初めて実施した。
被害者の6割が高校生のため、伊那署管内にある高校8校で啓発活動を実施し、自主防犯を呼びかける。
伊那署によると、今年に入ってから6月末までに管内で発生した自転車の盗難被害件数は72件で、前年同期より20件増えている。被害を防ぐためにも自転車の防犯登録をすることや、鍵をきちんとかけることなどを呼びかけている。