伊那小児童が演劇指導受ける
伊那文化会館附属劇団「南信協同」から
伊那文化会館で5日、伊那小学校の児童が劇団南信協同の団員から演劇指導を受けた。
指導を受けたのは、総合学習で演劇に取り組んでいる6年秋組の児童16人。
5日は伊那文化会館の付属劇団南信協同の団員が舞台で身体の動かし方などについて指導した。
指導では「人との出会いから、対立、そして別れ」がテーマとして与えられ、児童らはセリフなしで身体の動きだけでそれらを表現した。
このような稽古により、言葉に頼らず、動きで何を言いたいかを理解してもらう力が身についてくるという。
秋組では4年生のときから、演劇に関する勉強を続けていて、5年生のときには発表会も開いた。
来年3月には、これまでの集大成として、伊那文化会館での発表会も計画している。
発表するのは、環境や歴史などをテーマにした児童らによるオリジナルの作品で、見てくれた人を元気にしたいという思いがこめられているという。
秋組の児童らは、発表会までに演技力などさらにレベルを上げていきたいと意気込んでいる。