毒キノコに注意
キノコ中毒防止展
キノコによる中毒を防止しようと伊那食品衛生協会と伊那保健所は1・2日、駒ケ根市のAコープ駒ケ根店で「キノコ中毒防止展」を開いた。毒、食用など約100種類のキノコを展示し、併せてキノコの鑑別も行った=写真。伊那保健所食品衛生課の黒岩和雄さんはチラシ『キノコ中毒にご注意を!』を来場者らに配布して「基本は、知らないキノコは採らない、食べない窶狽ナすよ」と注意を呼び掛けていた。
キノコ衛生指導員らは「毒キノコのうち、食べると嘔吐や下痢、腹痛などの症状が出るツキヨタケはヒラタケやシイタケと外観が似ていることから間違えやすい。特に注意を」などと説明しながら、来場者が持ち込んだキノコを次々と鑑別していた。
04・05年度、伊那保健所管内でのキノコ中毒の報告はないが、県内各地ではツキヨタケやテングタケなどを食べた約20人が中毒を起こしている。