伊那市保健委員がエコキャップ運動
伊那市保健委員連合会は、発展途上国の子供達にワクチンを贈ろうと、ペットボトルのふたを集めるエコキャップ運動を行っている。
保健委員連合会のメンバーが8日、エコキャップの回収、運搬を行っている伊那市の介護センター花岡にエコキャップを届けた。
同連合会では、誰でも簡単にできて、みんなの役にたてることをしようと、今年6月からペットボトルのキャップを集めている。
1カ月間、委員が家庭や地域に呼びかけ、39.5キロ、約1万5800個が集まった。
エコキャップは、800個で1人分のポリオワクチンになるということで、今回集めた分で19人分のワクチンをインドやナイジェリアなどの発展途上国に贈ることができる。
小林恵子会長は、「エコキャップを集めることで、地域の人との交流の輪を広げていきたい」と話していた。
保健委員連合会では、今年10月の健康まつりを目標にさらに多くのキャップを集める計画で、「家庭で集めているキャップがあれば、地域の保健委員に声をかけてほしい」と協力を呼びかけている。