夏期食品一斉取締り
夏の食中毒が発生しやすい時期を迎え、伊那保健福祉事務所などは8日から、スパーマーケットなどで食品の一斉取締りを行っている。
初日は、伊那保健福祉事務所の職員ら4人がアピタ伊那店を訪れ食品を点検した。
一斉取締りは、気温、湿度が高くなり、O157などの食中毒が発生するのを未然に防ごうと毎年この時期に行っている。
職員らは、適切な温度が保たれているか、消費期限、賞味期限などが守られているかなどをチェックしていた。
上伊那では、平成20年1月に駒ヶ根市の飲食店でノロウイルスによる食中毒が発生して以来、食中毒は出ていない。
伊那保健福祉事務所では、商業施設以外に、消費者にも食中毒防止を徹底してほしい竏窒ニして、「『菌をつけない、増やさない、やっつける』の3原則を守ってほしい」と話していた。
食品の一斉取締りは、8月7日まで管内35余りのスーパーマーケットや食品製造会社などで行われる。