食生活改善推進員養成講座
食を通した地域の健康づくりを進める食生活改善推進員の養成講座が22日、伊那合同庁舎で開かれ、受講生が食品衛生について学んだ。
食生活改善推進員養成講座は、食を通した、健康づくりや生活習慣病予防に必要な知識を身につけるため、伊那保健福祉事務所が毎年開いている。
今年は、上伊那の22人が受講している。2回目の今回は、気温、湿度が高く食中毒が発生しやすい時季に合わせ、食品衛生について学んだ。
講師は保健福祉事務所の山川晋さんがつとめた。
山川さんは、家庭での食中毒を防ぐポイントとして、調理前などとにかく手洗いを徹底する事をあげた。
また、食中毒を引き起こすサルモネラ菌などは、増殖しても腐ったような臭いや味はしないため「味が変わっていないから、と古い食品を安易に口にしないように」と呼びかけた。
要請講座は、8月まであと2回開かれる予定で、次回は、脂肪を控えたメニューについて学ぶという。