あるしん「景況レポート」依然として厳しい状況続く
4月縲・月の景況
アルプス中央信用金庫は、上伊那地区の中小企業の景気動向をまとめた。
それによると、全ての業種で前の期に比べ、改善傾向はみられるものの、依然として厳しい状況に変わりはないとしている。
この調査は、あるしんが3ヶ月毎に上伊那地区の中小企業を対象に行っている。
回答のあった企業のおよそ200社のうち、今年4月から6月の景気について「悪かった」と回答した企業は、80.1%に上った。
「悪かった」との回答は、1月から3月に行われた調査より5.3%減少しているが、依然として厳しい状況が続いている。
また、7月から9月の見通しについて「良い」とする企業は2.6%にとどまり、悪いとする企業は75.4%と、依然として厳しい数字となっているが、4月縲・月にくらべると若干回復の兆しがみられるという。