「読書大賞」の候補本発表
上伊那の高校生が選ぶ「読書大賞」の候補本の発表が29日行われ、「ともだち」をテーマとした作品9冊が候補本に選ばれた。
読書大賞は、上伊那の高校8校の図書委員などでつくる上伊那図書館協議会の図書館部会が、今年初めて実施した企画。
各校の高校生に候補本を読んでもらい、良かった作品に投票してもらうことで、「高校性が選ぶ読書大賞」を決定する。
本離れが進む中、この企画に参加してもらうことで、多くの本を読んでもらおうと考えた。
今回は「ともだち」をテーマにしている本9冊を読書大賞の候補本に選んだ。
伊那北高校の図書委員で今回の企画を考えた伊藤翼君は、「友達というテーマの作品なら共感することも多いと思う。企画を通じてたくさんの本を読んでほしい」と話していた。
11月にそれぞれの高校で一次投票を行い、評価点の良い作品を読書大賞に選ぶ。