トルコギキョウ出荷ピーク
伊那市のJA美篶選花場では、上伊那地域の花卉の主要品目トルコギキョウの出荷作業がピークを迎えている。
JA上伊那によると、今年は長雨と日照不足の影響で花が遅れ、例年より出荷が1週間ほど遅れているという。
12日は、担当者が花の色付きを確認するなど出荷作業に追われていた。
トルコギキョウは関西方面などに出荷され、今年は去年の150万本を上回る170万本を見込んでいる。
そのうち上伊那地域のオリジナル品種「パステルムラサキ」は55万本を出荷する。
「パステルムラサキ」は花が白地にムラサキ色の縁取りが特徴で、市場でも人気の品種だという。
トルコギキョウの出荷は11月頃まで続くほか、9月からは主要品目のアルストロメリアの出荷も始まる。