【カメラリポート】カブトムシ採り名人 森登美男さん
少年のように山を駆け回る伊那市東春近の森登美男さん(69)。カブトムシを趣味で採り初めて40年。地元東春近のカブトムシ採り名人だ。
森さんのカブトムシ採りに密着した。
朝5時、自宅を出発して西春近の山へ出かけた。
「歩くから運動のためにもなるし、1回行くと一汗も二汗もかく。カブトムシ採りは楽しいね」
この日は、森さんが歩いて探したポイントを回った。
「昼間だとすぐ落ちてくる。1、2回木をたたくと、最初落ちたあと、また落ちる。だから2度木を蹴るんだ」
この日は、ほかにミヤマクワガタやノコギリクワガタなども捕まえることができた。
カブトムシ採りのポイントは、「河原に行けば柳の木、三峰川沿いのあまり大きくない木。山裾や平地林のドングリの木や、蜂がいる木には必ずいる。根気よく木を1本見つけることです」という。
「山を歩いてもらうと健康にいい。お父さんたちも家ばっかりにいないで、たまには連れて行ってもらうといい。採れるとまた面白いしね」
この日は、約1時間半で30匹のカブトムシを捕まえた。