伊那市と箕輪町でお盆成人式
旧伊那市地区は初の公民館単位で開催
今年度から、公民館単位での開催となった、旧伊那市内の成人式が14日、15日の2日間、市内各地で開催された。
このうち、トップを切って手良地区成人式が、14日に手良公民館で行われた。
手良地区では、毎年8月14日に成人の集いを開いていて、式典は集いに合わせ行われた。
今年から旧伊那市内の成人式は公民館単位の分散型で開催され、今年度対象となったのは、昭和63年4月2日から平成元年4月1日までに生まれた787人。
このうち、手良地区は、地元出身者など23人が対象で、式には20人が出席した。
式の中で伊那市の北原明教育長は「創造力と行動力を発揮し、新しい社会を造る推進力となり、可能性を信じ人生を歩んでほしい」と市長メッセージを代読した。
新成人を代表して酒井勝悟さんは「景気の悪化や環境問題など困難な社会状況にあるが、若さと情熱で乗り越え、育ててくれた地域に恩返ししていきたい」と誓いの言葉を述べた。
箕輪町 成人式
また15日には箕輪町で成人式が行われ、およそ200人が成人の仲間入りをした。
オープニングではみのわ太鼓の祝い太鼓で新成人を祝った。
平澤豊満町長は「社会人として責任と公平な判断力を持ち、世界でも活躍できる成人になってください。」と式辞を述べた。
新成人を代表して五十嵐(いがらし)秀美さんは「未成年の時のように大人の人達に引っ張ってもらうのではなく、自分達で解決できるよう頑張っていきたい。」と謝辞を述べた。
最後に中学時代の各クラスの恩師から激励の言葉が贈られた。
箕輪町では今年、315人が成人となっている。