大原区で祭りに向けて住民が協力
宮田村大原区は、村の地域づくり支援事業の補助を活用して、8月に開く区民祭「大原祭」を盛り上げようと計画。17日には27人の区民が参加して、祭りに使う舞台の基礎などを手作りした。同区は区政施行30周年を迎え、住民協力の気運が高まっている。<br> 「ビール1本しか出さないのに、こんなにみんなが集まってくれた」と小出義光区長。祭り会場となる公園で、ワイワイにぎやかに作業した。<br> 資材などは村の補助で購入し、労力は住民が自ら汗を流して協力。区内に住む大工などの専門家も駆けつけ、作業方法などを教えた。<br> 大原祭も25周年。8月6日の当日には、30発の夜花火打ち上げを初めて計画している。<br> 「節目の年に、区民みんなが盛りあがり、協力する体制ができつつある」と小出さん。<br> この日は、舞台の骨組みを入れておく収納倉庫や第2公園の階段スロープを新たに手作り。協力の輪が広がった。