「おいし伊那食育応援団」活動開始
食の大切さを子どもたちに知ってもらおうと今年3月に発足した伊那市の食育応援団が19日、保育園での活動をスタートさせた。
応援団の10人が伊那北保育園を訪れ、「早寝・早起き・朝ごはん」や噛むことの大切さなどを子どもたちに話した。
地域に密着した食育推進活動をしていこうと今年3月に発足した「おいし伊那食育応援団」は、農業生産者や栄養士、歯科医師などが集まり、月に1回学習会を開いている。伊那市食育推進計画を実際に進めていく組織として、市が独自に設けた。
この日は、初めて外へ出ての活動となった。
メンバーの一人、農業生産者の小池保光さんは、花や葉から何の野菜か当てるクイズを出し、子どもたちは知っている野菜の名前を次々に口にしながら正解を考えていた。
おいし伊那食育応援団は本年度、保育園を中心に活動することになっていて、要請があれば小中学校や企業、高齢者向けの施設も訪問するという。