千葉の小学生 長谷に農山村留学
農作業など体験
千葉の小学生が夏休みを利用して農山村の暮らしを体験する農山村留学が21日から4泊5日の日程でスタートした。
伊那市長谷地区の受け入れは、9年目になり、この農山村留学事業のモデル地区に指定されている。
今年も千葉市の2つの小学校から164人が訪れた。
一行は、昼過ぎに長谷に到着し、入野谷体育館で入村式が行なわれた。
千葉の子どもたちは、「長野の人の温かさに触れたい」「ごはんも楽しみだけれど、農作業体験を一番楽しみにしている」などと話していた。
児童を代表して、6年生の山越優美(やまこしゆみ)さんは、「千葉では経験できない体験をたくさんして帰りたい」とあいさつした。
伊那市の北原明教育長は、「長谷の自然と人々の気持ちに触れ心を豊かに耕して欲しい」と歓迎のあいさつをした。
千葉の子どもたちは、長谷地域の18軒に分かれてホームステイして、秋葉街道を歩いたり、川遊びをしたりして過ごす。
24日には、長谷小学校の児童と交流し、25日に帰る予定になっている。