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貴重な猛禽類「ハチクマ」を放鳥

箕輪西小学校

貴重な猛禽類「ハチクマ」を放鳥

 箕輪町の箕輪西小学校で21日、ケガから回復した鷹の仲間、ハチクマが自然に帰された。
 21日は、県野生鳥獣救護ボランティアで、ハチクマの治療にあたっていた小口泰人さんが箕輪西小を訪れ、子供たちに、その生態等について説明した。
 保護されたハチクマは、全長57センチの若鳥で、今月6日、松島駅近くの民家で動けなくなっている所を発見された。
 その後、連絡を受けた県が小口さんに依頼し、治療を行ってきた。
 小口さんによるとハチクマは、蜂の幼虫を主食としクマタカに姿が似ていることから、その名が付けられたという。
 ハチクマは、長野県においては確認されることが殆どなく、国の定めるレッドデータの中では、絶滅の恐れのある野生生物絶滅危惧II類に指定されている。
 子ども達は、ハチクマが自然に帰されると、手をふりながら見送っていた。

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