伊那市保健センター安全祈願祭
来年3月末完成予定
荒井区から移転新築される伊那市保健センターの建設工事の無事を祈る安全祈願祭が21日、旧市営伊那中央総合病院跡地行われた。
新しい伊那市保健センターは、旧市営伊那中央総合病院の跡地に建設される。
旧病院の解体費用を含む総事業費は、6億2,800万円で、ほとんどが合併特例債でまかなわれる。
乳幼児健診や各種予防接種など現在のセンターの機能をそのまま移し、加えて高齢者の介護予防のためのトレーニング施設が追加される。
駐車場は、施設周辺に200台分が確保され、これまで懸案だった駐車場不足も解消される。
建物は、鉄筋コンクリート平屋建てで、延べ床面積は、1,700平方メートル、上伊那では初となる太陽熱を利用した床暖房システムも導入される。
小坂樫男市長は、「保健福祉の拠点として病院跡地一帯の整備を進めてきた。新しい保健センターは、介護予防施設としても大きな役割を果たすものと期待している」とあいさつした。
新しい伊那市保健センターは、来年3月末に完成する予定。