情報セキュリティーセミナー
伊那商工会館で
会社の情報セキュリティ対策について学ぶセミナーが4日、伊那市の伊那商工会館で開かれた。
セミナーは、中小企業の事業者にも情報セキュリティの重要性を知ってもらい、今後に役立ててもらおうと伊那商工会議所などが開いたもの。
4日は事業経営者や学生などおよそ80人が集まった。
セミナーでは、ITの安全性を向上させるための取り組みを行っている独立行政法人「情報処理推進機構」の内山友弘さんが、具体的にどのような対策が必要かを説明した。
内山さんは、当たり前と思われて、なかなかできていないことに、置き忘れを挙げ、「置き忘れは情報漏洩の主な原因の一つ。重要な情報が書かれた紙は少しの間でも机の上に置きっぱなしにせず、きちんと保管する必要がある」と話した。
また、プロバイダーなどが無料で提供しているメール機能は、ウイルスなどに感染する可能性が高いため、業務では使用しないよう呼びかけていた。