上伊那教育財政懇談会
高校の募集定員の増加の要望など確認
上伊那の教育関係者が県への要望事項について話し合う、上伊那教育財政懇談会が31日、伊那市で開かれた。
会場には、上伊那8市町村の教育委員会や学校長、PTAなどおよそ80人が集まり、地元の県議会議員と上伊那の教育課題について協議した。
懇談会では中学校教諭から「高校の募集定員が少なく、上伊那から他地域の流出する中学生が多くなっている。定員をふやすとともに生徒の実態とニーズにあった魅力ある高校づくりをお願いしたい」と要望が出された。
平成16年度からの通学区の見直しにともない、ここ数年上伊那からは毎年100人余りの中学生が近隣地域の高校へ通っている。
今回協議された内容は、県議の意見を参考に再検討したのち、9月下旬に県の教育委員会などに要望する予定。