高遠城下まつり
子供騎馬行列5年ぶり復活
伊那市高遠町の高遠城下まつりが5日、本通りで開かれ、5年ぶりの復活となる子供騎馬行列が披露された。
本通りを歩行者天国にして開かれた高遠城下まつりでは、高遠北小学校の児童らが子ども騎馬行列を披露した。
騎馬行列は、高遠藩主だった保科正之が今の山形県にあたる最上藩に移るときに、高遠町藤沢の貴船神社に行列の時に使う道具を奉納したのが始まりとされている。
行列ではちょうちん持ちや鉄砲隊、大将など約50人がそれぞれ当時の衣装に身を包み本通りを練り歩いていた。
子供騎馬行列は伊那市の無形文化財に指定されていて、城下まつりで披露するのは5年ぶりとなった。
通りには児童らの行列を見ようと多くの人が集まり、城下町の雰囲気を味わっていた。