はびろの里祭り
上伊那医療生協が経営する老人保健施設はびろの里で6日、さまざまな出店やイベントが楽しめる祭りが開かれた。
はびろの里まつりは、上伊那医療生協の伊那地区の組合員の交流の場として、また、はびろの里の入所者に楽しんでもらおうと毎年開かれていて、今年で8回目。
会場には、上伊那の生協各支部の出店など26ブースが並び、近隣の住民や組合員などでにぎわっていた。
例年は、はびろの里の入所者もボランティアに車イスを押してもらって一緒にお祭りを楽しむが、今年は新型インフルエンザが流行の兆しをみせているとして、入所者と来場者の接触を避けた。
祭り実行委員長の渡邊光博さんは、「入所者のみなさんと交流できず残念だが、賑わいを感じてもらいたい」と話していた。
上伊那医療生協には現在、1万9千人以上の組合員がいて、互いに出資しあって老人保健施設などを運営しているという。