土佐礼子選手のランニング教室
マラソンの日本代表として活躍した土佐礼子選手が12日、伊那市の伊那市民体育館でランニング指導をした。
「土佐礼子選手と走ろう ランニングクリニック」と題し、小中学生やその保護者約180人が土佐選手から走りのポイントや練習方法を学んだ。
土佐選手は、2001年の世界陸上で2位、2004年のアテネオリンピックで5位、2007年の世界陸上で3位など、日本を代表するマラソンランナーとして活躍してきた。
現役引退後は、所属チームのプレーイングアドバイザーとして選手の指導をしている。
教室ではまず質問コーナーが設けられ、土佐選手が子どもからの質問に答えた。
その後、実際に歩いたり走ったりしながら、夫の村井啓一さんと参加者を指導した。
土佐選手は「疲れてくると腕が下がって前に進む力が無くなってくるので、腕をしっかり振ることを意識して」と参加者に呼びかけていた。