上伊那来春高卒者求人倍率0・61倍
上伊那の来春高校新卒者の求人倍率は0・61倍で、前年の1・30倍を大きく下回っていることがわかった。
ハローワーク伊那が15日、平成22年3月に卒業する高校生の今年7月末現在の求人・求職の状況を発表した。
それによると、求人数は187人で前年の同じ時期の512人から、63・5%減った。
上伊那の求人倍率は0・61倍で、前年の1・30倍から0・69ポイント下回っている。
県全体の求人倍率は、長野労働局の発表によると0・60倍で、前年の1・08倍から0・48ポイント下回った。
上伊那の産業別の求人状況では主力である製造業で62・5%の減、卸・小売業で82・6%の減、運輸業・郵便業で70・6%の減となっている。
ハローワーク伊那では、求人が減少していることから、求人開拓を行っているという。
来春高校新卒者を対象とした企業の選考は16日から始まる。