信大農学部AFC祭
南箕輪村の信州大学農学部で、付属農場を開放する「第8回AFC祭」が23日開かれ、多くの家族連れなどでにぎわった。
AFC祭は、大学の地域貢献活動として行われていて、今年で8回目。
サホークと触れ合うコーナーでは、子どもたちがおっかなびっくり羊の毛をなでていた。
そして今回は、初めて毛刈りの実演が行われた。
竹田謙一准教授がフサフサのサホークを連れてくると人だかりができた。
本来は4月に刈るが、刈り遅れた羊がいたため、この日にあわせて公開された。
周囲を取り囲んだ家族連れたちは、バリカンで器用に刈り上げていく、めったに目にすることの出来ない毛刈りの実演を興味深そうに見つめていた。
約20分でサホークは一回り小さい体に。刈り取ったまさに100%ウールは、4キロにのぼった。
この羊毛は、子どものぬいぐるみにしたいという来場者にプレゼントされたという。