萱野高原でマグロ解体ショー
高原で海の幸を楽しんでもらおうと20日、箕輪町の萱野高原で、マグロの解体ショーが行われた。
マグロの解体ショーには、上伊那を中心に約50人が集まっていた。
この日解体されたのは、3日前に青森県大間沖で水揚げされた体長約1・5メートル、重さ50キロのキハダマグロ。
町内で飲食店を営む大槻重昌さんが、出刃包丁一本でマグロを切り分けていくと、集まった人達はその様子を興味深げに見ていた。
マグロの解体ショーは、信州かやの山荘を管理する親山海クラブが5年前から開いていて、秋の恒例行事となっている。
会では、「年々定着してきている。山と海の幸両方を楽しめるのが魅力」と話していた。
15分程でマグロは頭やカマ、身の部分に切り分けられ、市場の半値程の値段で売られていた。
集まった人たちは、高原からの景色を楽しみながら、マグロを味わっていた。