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ほおずき祭りで俳句表彰

ほおずき祭りで俳句表彰

 俳句に親しむ「ほおずき祭り」が伊那市の手良公民館で27日開かれ、住民から寄せられた俳句の表彰式が行われた。
 小学生の部では、手良小学校3年の春日拓海君の句「タンポポのたねをとばして雪のよう」が最優秀賞を受賞した。
 一般の部では、小松利江さんの「ほおずきが刈り残されて土手は秋」が最優秀賞に選ばれた。
 手良地区は、漂泊の俳人井上井月が何度も訪れた地。句碑もあることから、地域の人に俳句に親しんでもらおうと、去年から手良公民館がほおずき祭りを開いている。
 今年は、約250の句が集まった。
 受賞者を代表して小松利江さんは、「土手でなんとなく詠んだ句が選ばれてうれしい。俳句を続けてきてよかったです」とあいさつした。
 俳句の選考をした井上井月研究家の春日愚良子さんは、「子どもの俳句はおおらかさがある。素直な言葉を俳句にするのが大事」と話していた。

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