通り町出前寄席
上方落語を楽しむ通り町出前寄席が27日、いなっせで開かれ、約70人が生の落語を堪能した。
出前寄席は、通り町社会福祉協議会が開いたもので、昨年に続いて2回目。この日は2人の落語家が出演した。
桂九雀さんは、夜店で道具屋を初めて開いた男と客のやりとりを面白く描いた「道具屋」という噺をした。
また、笑福亭由瓶さんは、顔を洗うことを、手水を使うという大阪の言葉を知らなかった宿屋の主人たちの様子を描いた「手水廻し」という噺をした。
落語は全部で4席あり、会場の人たちは上方落語を存分に楽しんでいた。