森世紀工房作品展
地元の木材で作った家具などの作品展示会が1日、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。
展示会を開いているのは、県内の建具職人でつくる「森世紀工房」のメンバー。
森世紀工房では、長野県産の木材を使った家具のぬくもりを感じてもらおうと、毎年1回、伊那市で展示会を開いている。
会場には、上伊那や木曽の建具店で作られたイスやテーブル、タンスなど大型の家具から小物まで100点が展示されている。
今回は、多くの人に作品に触ってもらい家でも使ってもらおうと、はしや鉛筆立て、子ども用の積み木などが多く展示されている。
特に積み木は、幼い頃から使うことで、木の温もりを感覚で覚えてもらいたいという。
森世紀工房では、「多くの木を使うことは、山の手入れや環境を守ることにつながる。地域の人に県産材の良さを知ってもらいたい」と話していた。
この展示会は5日まで。