伊那技専短期過程後期入校式
南箕輪村の伊那技術専門校で2日、半年間の後期短期過程で学ぶ23人の入校式が行われた。
入校したのは、機械科11人、パソコン活用科12人の23人。
機械科は10人の定員に対し20人が、パソコン活用科は10人の定員に対し29人が応募していて、厳しい経済状況を反映している。
適正検査と面接で23人に絞られ、入校した人は10代から50代の平均年齢33.8歳。全員が来年の再就職を目指している。
遠藤昌之校長は、「目標をもってチャレンジしてほしい。来年の3月には、再就職できるよう期待している」と式辞を述べた。
入校生を代表して機械科の唐沢晋一さんは、「技能と知識を身につけ、社会で活躍できる技能者となるよう努力したい」と抱負を述べた。
機械科、パソコン活用科ともに、企業で即戦力となるよう実践的なスキルを身につけるカリキュラムが組まれている。