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台風18号 8日に最接近

台風18号 8日に最接近

 非常に強い台風18号は、8日上伊那地域に最も接近する見込みとなっている。
 果樹など実りの時期だけに、JAでは、農家に対し出来る限りの対応をとるよう呼びかけた。
 伊那市西箕輪羽広のりんご畑では、農家が収穫に追われていた。
 重盛正さんは、2ヘクタールでフジなどのリンゴを栽培している。
 信濃スイートは、若干早めだが、被害にあう前に収穫を急いでいた。
 りんごオーナーもいるフジは、収穫には早すぎ、今収穫してもジュースにもならないため、あきらめた。
 重盛さんの畑の半分はフジで、「台風相手ではしょうがない」と話していた。
 長野地方気象台によると、台風18号は、このまま北上を続けた場合、県内を通過する可能性が高いとみていて、時間は、午前6時から正午にかけてという。
 気象台では、秋雨前線も活発化するため、雨にも十分な警戒が必要と注意を呼びかけている。
 なおJR飯田線は、8日の始発から安全の確保が確認されるまで運転を見合わせることにしている。
 伊那バスでは、通常運行を予定しているが、状況により対応を検討するという。
 また伊那市は、台風の接近に伴い、8日は市内の全保育園を休園する。
 箕輪町と南箕輪村は休園しないが、安全確保のため、なるべく登園しないよう呼びかけている。
 また、伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小中学校、高校は、すべて休みとなっている。

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