水仙の里づくりで球根植え
箕輪町の福与城址を守る会は17日、城の跡地に水仙の球根3500個を植えた。
会のメンバーや地区住民、箕輪南小の児童ら約50人が集まった。
会では5年かけて福与城址を水仙の里にしようと3年前から城の跡地に水仙の球根を植えている。
植えた球根は、箕輪町出身で東京都在住の藤沢進さんから寄付された。
藤沢さんは福与城の城主だった藤沢頼親の子孫で、3年前に活動を始めた時から毎年球根を送ってくれているという。
参加者は地面に生えた雑草を取りながら穴を掘り、水仙の球根を一つずつ植えていた。
福与城址を守る会の松崎久司会長は、「一緒に球根を植えた子ども達が大きくなった時に、一面水仙が咲き乱れるような場所になったらうれしい」と話していた。
水仙は福与城址まつりが開かれる来年の4月にちょうど見ごろを迎えるという。