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伊那谷経済依然として厳しい状況

アルプス中央信用金庫 経済動向まとめ

 上伊那地域の業況は、若干の改善がみられるものの、依然として厳しい状況が続いている。
 アルプス中央信用金庫は、7月から9月の経済動向をまとめ発表した。
 それによると、上伊那地域の業況については、好転企業割合から悪化企業割合を差し引いた数値がマイナス69.4と4月から6月の数値より8.6ポイント改善した。
 業種別では、製造業がマイナス71.2、建設業がマイナス72.2、卸売業がマイナス72.7、小売業がマイナス63.4、サービス業がマイナス65.2、不動産業がマイナス66.7で、すべての業種でマイナス領域となっている。
 4月から6月の調査と比べて製造業、小売業、サービス業で改善がみられた。
 中でもサービス業の改善幅はマイナス83.3から18.1ポイント上昇しましたが、信金では、依然として全ての業種で深刻な状況に変わりはないとして、依然として厳しい状況が続いているものと見ている。

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