長野県総合防災訓練
伊那市での開催は24年ぶり3回目となる県総合防災訓練が25日、富士塚スポーツ公園を主会場に行われた。
訓練には、県や伊那市のほか関東管区警察局長野県情報通信局や陸上、自衛隊、民間企業など92団体、3300人が参加して、60種目の訓練が行われた。
地震被害、火災、豪雨被害、テロによる被害が想定され、富士塚スポーツ公園を主会場に訓練が行われた。
走行中の車両が地震により崩落した土砂に埋まり、車の中に人が取り残されているとの想定で行われた埋没車両からの救助訓練では、神奈川県警の広域緊急援助隊「特別救出班」と長野県警が車の中に取り残されたけが人を発見し、救出していた。
会場周辺は、午前8時から午後1時まで緊急車両が行き来し自衛隊のヘリコプターが飛び交うなど、緊迫した雰囲気に包まれていた。