信州DC 観光名所を視察
長野県とJRがタイアップして全国から観光客を誘客する「信州デスティネーションキャンペーン」に向け、観光名所の視察が29日、伊那市高遠町で行われた。
JRグループや全国の旅行代理店の関係者18人が参加した。
視察旅行は県などが企画したもので、旅行代理店などに名所を紹介して旅行プランの参考にしてもらい、信州を訪れてもらうねらいがある。
視察は1泊2日で、上下伊那の名所を巡る。
このうち高遠町の進徳館では、伊那市の職員が、江戸時代から残るかやぶき屋根の建物で、学問所として使われていたことなどを説明した。
ある旅行代理店の営業担当者は、「個人向けプランに高遠城址公園周辺と温泉をからめたプランを提案したい」と話していた。
信州デスティネーションキャンペーンは、現在プレキャンペーン期間中で、本番は来年秋を予定している。