9月の求人倍率0.37倍
雇用情勢依然として厳しく
ハローワーク伊那は、9月の上伊那の月間有効求人倍率が0.37倍だったと発表した。
7月から3ヶ月連続で増加したが、新規求職者数も増加していて、雇用情勢は依然として厳しい状況。
9月の上伊那の月間有効求人倍率は、0.37倍で、8月の0.34倍より0.03ポイント上昇した。
しかし、9月も県平均の0.40倍を下回っていて、県内では、上田の0.30倍に次いで2番目に低い地域となっている。
新規求人数は、756人で、8月に比べ5.1パーセント増加していますが、前の年の同じ時期に比べ、27.7パーセントの減、産業別では、医療・福祉を除くすべての業種で下回った。
一方、新規求職者数は、988人で、2ヶ月ぶりに900人台に増加している。
これは事業所の閉鎖による人員整理で数十人規模の離職者が出たためだという。
上伊那地域の雇用情勢は、3ヶ月連続して増加したものの、依然として0.3倍台と低迷していて、厳しい状況が続いている。